”革製品工業用ミシンを使いこなせ”きれいな縫い目を出すまで

わくわくで入手した工業用ミシン。

家庭用ミシンと同様に、基本的な立ち上げ（上糸と下糸のセット）を行って、いざ

工業用ミシンを早速使ってみたのですが、きれいな縫い目ができませんでした、、、‼

ミシンでは上糸と下糸をセットして、縫っていくのですが縫い目に下糸が出てきてなんとも不格好な縫い目になってしまいした。

  ☜下糸にバーガンディの糸を使っていたのですが、上糸の白の間に出てきてしまっています。

家庭用ミシンと異なり、”上糸の張り”と”下糸の張り”を縫う革に合わせて調整する必要があることを体感しました。

この課題は以下の方法で解決することができました。

①下糸は引っ張った時にグッグッグっと少し引っかかるくらいに締める

②上糸は調節ネジが2~3回転分ほど出るほどに調整

③あとは縫いたい革を実際に縫ってみて調整（下糸が見えるときは上糸が強いので、少しずつ弱めて調整）

3段階の設定で、きれいな縫い目を出すことができました。

こういった小さい躓きポイントを解決できたのも今回お譲りいただいた革職人の方のアドバイスのおかげです。

今回、私に工業用ミシンをお譲りいただいたのは”革小物のソルネラ”さん。

革の暖かみを感じられる、シンプルでかわいい作品をつくられており、私の好きな革職人の方です。

ぜひ素敵な作品が見れますのでリンクから見てみてください‼

購入後も小さな疑問をわかりやすく教えていただき、使ってみて初めて気づく悩みも相談に乗っていただき解決してくださります。

本当にこの方からミシンを購入できたことを、ありがたく幸せなことだと感じています。

私も素敵な革製品を生み出せるように、このミシンを使いこなしていきたいと思います。